トヨタブレーキリコール問題
http://www.afpbb.com/article/economy/2634654/4498836
から引用
トヨタ自動車(Toyota Motor)は26日、米国内の寒冷地19州で販売した約9万5700台のリコールを発表した。気温が極度に下がった場合にブレーキの利きが悪くなる恐れがあるためという。
対象となるのは「カローラ(Corolla)」の09年と10年モデル、「サイオンxD(Scion xD)」の08年と09年モデルなど。
極端に気温の低いときに運転した場合、車内に取り込まれた水分がブレーキ系統で凍結し、徐々に制動力が低下して停車までの走行距離が長くなるという。(c)AFP
極端に気温の低いときってどのくらいなんですかね?
寒冷地仕様車じゃないのに寒冷地を走るみたいな馬鹿なことしないっすよね。
どのくらい寒いのか知らないですけどもはや言いがかりじゃないでしょうか。
ちなみに先生が言っていたECUの油圧の立ち上がりは以下の記事だと思われる。
http://golf4.blog65.fc2.com/blog-entry-150.html
なお、プリウス・ユーザー掲示板の書き込みによると、すでに販売店によってはフライング気味に、ECUの上書きを実施している例もあるようだ。販売店側の説明では「油圧の立ち上がりを早めている」とのこと。やはりABSのリカバリー油圧を高める改善策のようだ。こうすれば、短時間のABS作動語の油圧回復が早まり、ブレーキの抜け感はかなり低減させるだろうが、走行状況、路面状況によっては、完全に解消とは行かないと思う。
それにしても自動車ジャーナリスト、自動車評論家のコメントもほとんどが「回生ブレーキから油圧ブレーキへの切り替えで・・・空走」と発言しているのはどうなっているのか。2月4日のブログの中の図のように、もともと油圧はかかった状態の複合ブレーキであり、回生ブレーキ→油圧ブレーキに切り替えているわけではない。
また、空走感=減速gの抜けが発生すると考えられるのは、一定の条件下でABSが作動した時のみである。もちろん新聞やTVメディアでは、こうしたかなり突っ込んだところを理解した上で書いているとは思えないことはわかるが、業界の人間がこれではどうなんだ、といわざるをえない。
ライン圧を高くしておくってことか…