色々。

今日は友人に友人の彼女を紹介された。非常にほほえましいカップルで、いい恋愛をしてほしいなぁと思った。
恋愛に関して僕は相当に「変な」恋愛ばかりだと友人に指摘された頃からなんだか恋愛をしていない。
自分がまじめに恋愛をしてなかったんじゃないか、と考えると、妙に恐ろしい気分になったりする。
もう、そんな恋愛は、したくない。けれど、どうして良いのか、わからない。

今日は治験来院日だったので治験協力費でエアダスターエネループ絶望先生9巻とフロントミッションの攻略本と星新一の文庫と筒井康隆の七瀬三部作を買い直した(だけど家族八景、だけ在庫切れだった。)。無駄な買い物をするのが好きだ。いらなくなったら捨ててしまおう。

あとは、いい加減に髪を切った。
髪を切るのも服を買うのも靴を買うのもそういう着飾るという行為が僕は非常に苦手で苦痛だ。
髪を切っている最中にやたら鏡を見せるのはすごくやめてほしい。もう目隠し美容院とかそういうのがないかななんて思ってしまう。自分の姿を写さない鏡があったら凄く欲しい。友人の彼女に会うというのにロンTは完全に失敗だったし(内心「マジだせぇ男だ」と思われてるんじゃないかとかそんなことを思ってしまった。)

試着室は死にそうになるし、店員に丈を合わせてもらっているときはもう精神的には逃げ出したい気分でいっぱいだ。
色が黒くて目が切れ長で細身で長身で目のいい男の方が絶対に格好いいんじゃないか。しらんけど。
少なくとも僕は自分の容姿を直視できないです。未だに。
アプローチなんてかけても許されるのか。それでもやるんだけど(やってしまう?)。

パンダTシャツが心の支えだ。我ながらすばらしい心の支えじゃないか。がんばれ、パンダ。

家に帰ってきてからは友人に料理を振る舞った。何とか自分が人を喜ばせられる少ない方法のうちの一つだ。

その後はレポートをやる。いつもの通りだ。
レポートといえば、僕は一般に「常にレポートは期限どおりに出すし、レポートを終わらせるのが早い」という評価を一部でもらっているけれど、逆に言えばそれしかない、訳であって、それがなければ自分は無価値な人間じゃないかと思うところがあるからそうしているわけであって、強迫観念にとらわれながらやっている面が大きかったりする。だから必要以上に解説を入れたり、解答を作ったりして自分の存在を確認している。結局自慰行為なんじゃないかと言われてしまえば、それに近いものがあるんじゃないだろうか。そこそこのレポートで無難にまとめてもきっと優はとれるし、ものすごくいい考察を書いたところで、それが成績に反映されるかというと、結局は「優」という五段階評価のうちで頭打ちだし、そもそも卒業に必要な単位さえ取れちゃえば卒業できてしまうわけである。働きながら大学に行ったって結局は卒業すりゃ横並びだよな、なんて話を友人とよく話す。死にそうにあがいて、体調崩して、心まで病んで、その先に何があるのか。
それでもまじめにやることに、未だに価値を見いだすのは、醜い行為なのだろうか。

その後会社に入ったとしても、仕事ができるけどやたらできる新人、よりも、無難に使いやすい新人の方が好まれるだろう。個性を尊重なんていったって、それは殆どの場合建前にしか過ぎない、という当たり前で繰り返し言われてきたことを今更また認識させられる出来事があって、更にそこで何とかいいものを作ったって、それは売れるものとは限らないわけで、所詮末端の技術者には上に介入する余地はない、という現状を見せられて、それでも自分は何をあがいているんだろう、と思う。

技術や知識や経験があればいい技術者になれると思っていた。だけど今はそうじゃない。
働きながら学校に行くことは周りからは頑張っているように見えるらしい。でも現実はもっと泥臭い。
最近は真っ暗な空の下に逆さまに埋め込まれている気分です。

それでも何か足掻く価値は、あるんだろうか。いっそのこと踏み外してしまえば・・・そう思わないこともない、そういう22日が始まる。だけど僕はこれから眠りにつくのだ。