沖縄県民自殺者日本軍関与記述は自虐史観か(検定に関しては触れない)

結論から言えばこの問題は「否」であろう。つまり自虐史観ではないであろうと言うことである。
現実として「自殺するような指導」があったと言う証言がある以上、事実と認めざるを得ない。
事実を認めたとしても、これは「自虐」にはならないであろう。
歴史の間違いを正す事が自虐には当たらないだろうと考えられるからだ。歴史に対する「解釈」が「自虐史観」なのであって、徒に日本軍が行っていた常軌を逸していたと言われる当時の行為を全て「自虐」ととらえるのは危険であると思う。
一部メディアが本来の沖縄県民の意志を無視して、ここぞとばかりに過大にかき立てているのが問題であって、沖縄県民の反応自体は至極真っ当なものではないかと思う。
すなわち、マスコミの情報はすでに世間の真実を伝えていない。
新聞の見出しを大きくしたのは、何のことはない、それほどでもない事件を、誇張して書くためなのだ。
何もありませんでした、とは書けない以上、何かがないと、僕たちは不安なのだ、結局のところ。
そういう不安に先導された結果、全く「自虐」とは言えない内容までが「自虐」と見られるようになっている。
僕の思想は(おそらく)右寄りです。それでも今回の件は自虐とは思えない。

この問題を早々に片付けて、あの国の記述をさっさと訂正してくれないかな、と思う。