都青少年健全育成条例改正案(東京都都条例問題)に反対

より正確に書くなら都青少年健全育成条例改正案の図書類に関する記述に疑問が残る僕。実質この条例の目玉はこれな訳だからこれに関してかくわけ。
いろんな話を聞いてると論調が「まぁ、あまりにもエグいのはだめかな」という展開になっていた。おいおい!


「あまりにもエグいの」の判断基準をどう決めるのかさっぱりわけわかめちゃんな上に、体力のないニッチなエロごと絨毯爆撃の流れ弾で爆撃されちゃいそうでしょ!
こういうのは最初のワンステップって大事なんですよぉ!
そもそもあまりにえぐいの(この場合はエロ)は出版社でR-18にして「成年コミック」の方に放り込まれると思うので、別の審査期間を設けてそっちに審査をさせる意味が全くわからない!それが適正に行われていないなら指導をすべきだ。出版社の役割は「本をただ売る」事じゃないと思うんだよねぇ。
もし施行されたとしたら、有名作家の作品はオッケーで、新人作家のはだめみたいな流れになると思うから、本当に公正にその判断を行うなら、是非是非この線引きをする第3者機関『青少年健全育成審議会』の皆さんには好みの異性のタイプから今まで抜いたオカズまでをビシィっと公開できる健全な有識者の皆様に勤めていただきたいと思う。
そんなこともできないようじゃ表現を規制することは良くないぞぉ。

そもそもこんな条例を通すからには都民に対するメリットがなくてはいけないが、条文を読む限りは図書に対しての歪んだ認識しか見て取れないぞぉ。はっきり言ってこの条例を通すだけの論拠に乏しいと思うのです。論拠に乏しいものを押し通そうとするときというのは僕の経験上何かやましいことがあるときだと思うんですがどうなんでしょう。

ちなみに僕はいわゆる二次元エロはあまり見ない人なので、この条例を通そうとする人たちの目に映る図書の現状はもっと目を覆いたくなるものなのかもしれません。
でも逆に考えると二次元に精通していない僕がやばいと思わない程度の存在感のエロ表現を無理矢理規制する必要はないんじゃないかなぁ?

こんな事に体力を使うより前にもっとやるべき事がたくさんあるような気がするんだけどどうなんでしょう!以上神奈川県民でした!